お風呂の温度あなたはどっち派?

副交感神経が優位に
ぬるめのお湯にゆっくりつかると副交感神経が優位になり、リラックスモードに。筋肉もゆるみ、血液の循環が促進されます。お湯に浸かったときに「はぁ~」と大きく息が漏れるのは、水圧によって横隔膜や肺が圧迫されるため。体や心の緊張がほぐれストレスの解消にもつながります。
しっかり温まる
ぬるめのお湯にゆっくりと20分ぐらい浸かるのがおすすめです。温められた血液は1分ほどで体を一周します。20分浸かると血液が20週循環するので、体の芯から温まるのです。入溶剤やアロマを使ったり、好きな音楽を聴いたりすることで、リラックスモードがさらに高まります。
美肌に最適
41℃以上の集めのお湯に浸かると、肌の保湿成分である皮脂やセラミドが流失してしまい、乾燥しやすくなります。ゴシゴシ洗いも角質のバリアを破壊して乾燥を引き起こしやすくしますので厳禁です。泡で肌をなでるぐらいで十分です。お風呂から出たら、すぐに保湿しましょう。
夜がおすすめ
寝る1時間前にお湯に20分ほどゆっくり入りましょう。リラックスモードになって、よい睡眠へとつながります。
あつめでシャキッとスッキリ交感神経を刺激
熱めのお湯に入るのは、朝や眠気を覚ましたいとき。交感神経が刺激されて、頭が冴え、スッキリモードになります。長時間浸かると心臓への負担が大きくなったり、肌の保湿成分が流失してしまったりします。熱めのお湯は短時間に留めておきましょう。
ヒート・ショック・プロテインが美容効果をもたらす
ヒート・ショック・プロテインは、痛んだ細胞を修復する働きのあるたんぱく質。免疫力UP、乳酸の発生を遅らせるなどの働きがあります。ヒート・ショック・プロテインが働くと美肌効果がUPするのだとか。
シャワーで徐々に慣らしてから
いきなり熱めのお湯に入るのは体への負担が大きすぎます。まずはシャワーやかけ湯で体をお湯に慣れさせてから、ゆっくりと湯船に入っていきましょう。ただし、湯船に浸かる時間は短くするのがおすすめ。5~10分が目安です。
朝がおすすめ
朝の目覚めがすっきりしない人は、少し早めに起きて朝の時間を有効に使いましょう。短時間の入浴で1日スッキリとした気分で過ごせます。