ダメージした髪は呼吸できなくなる?髪内部で起きていること
ダメージした髪は呼吸できなくなる?髪内部で起きていること
「髪がパサつく」「カラーがすぐ抜ける」「うねりが強くなる」──これらはすべて、髪内部のダメージが進行しているサインです。髪は水分量を調整しながら“呼吸”していますが、ダメージが蓄積するとその機能が失われてしまいます。
髪は水分量を調整しながら“呼吸”している
髪は水を吸いすぎるとキューティクルが開き、内部の水分を外へ逃がします。 しかし、水分量が11〜14%になるとキューティクルが閉じ、髪は水分を保持しようとします。 この「水分の出し入れ」が、髪が呼吸している状態です。
ダメージの始まりはCMCの破壊から
ダメージの第1段階は、髪の接着剤であるCMCが壊れること。 CMCは水分や薬剤の通り道ですが、無制限に入れる路ではなく、調整しながら出入りを管理しています。
しかしダメージでCMCが壊れると…
・水や薬剤が必要以上に入り込む
・出てはいけない水分・油分・タンパク質まで流出する
・カラーの色落ち・パーマのダレが起こりやすくなる
・水や薬剤が必要以上に入り込む
・出てはいけない水分・油分・タンパク質まで流出する
・カラーの色落ち・パーマのダレが起こりやすくなる
タンパク質が壊れると髪は水を吸いすぎる
髪の内部のタンパク質は、硬く絞ったタオルのように密度が高い状態です。 この状態では水を吸いにくく、髪の強度も保たれています。
ダメージが進むとどうなる?
ダメージ=タオルを緩めるようなもの。 緩んだ分だけ水を吸いやすくなり、さらにアルカリなどでタンパク質が分解されると、 タオルの繊維がバラバラになるように髪の内部構造が崩れていきます。
最終的にはタンパク質が溶けて流出し、髪が「ビビリ毛」「溶解毛」と呼ばれる状態に…。 ここまで進むと髪は水分調整ができず、呼吸できない髪になってしまいます。
まとめ:ダメージは“蓄積”で進行する
・髪は水分量を調整しながら呼吸している
・CMCが壊れると水分・油分・薬剤の出入りが暴走する
・タンパク質が壊れると髪は水を吸いすぎて弱くなる
・ダメージは少しずつ蓄積し、やがて髪が呼吸できなくなる
髪のダメージは一度に起こるものではなく、日々の積み重ねで進行します。 毎日のケアでCMCを守り、タンパク質の流出を防ぐことが、美しい髪を保つための最重要ポイントです。


