髪が水分調整するしくみ|CMC・コルテックス・キューティクルの役割
髪が水分調整するしくみ|CMC・コルテックス・キューティクルの役割
髪は「水が嫌いな素材」と言われますが、実は内部に水分を調整する仕組みが備わっています。髪が膨らんだり、乾燥しすぎないように保たれているのは、コルテックス・キューティクル・CMCという3つの構造が連携して働いているためです。
髪の基本構造はどうなっている?
髪は、数十本の繊維状のコルテックスが束になり、その周りをキューティクルが瓦のように重なって覆う構造をしています。しかし、この2つだけでは髪はバラバラになってしまいます。
髪をつなぎとめる「CMC」
コルテックスとキューティクルを貼り付けているのがCMCです。 ただし、CMCは「固く接着するボンド」のようなものではなく、食パンにバターを塗って貼り合わせたように、ずれながらも接着している柔軟な構造です。
CMCの特徴
・ずれながら接着する柔軟性
・髪が曲がっても形を保てる
・水や皮脂の通り道として働く
・ずれながら接着する柔軟性
・髪が曲がっても形を保てる
・水や皮脂の通り道として働く
髪はどうやって水分を調整している?
髪は本来、水を吸いすぎないように作られています。 過剰に水を吸うとキューティクルが開き、内部の水分を外へ吐き出します。 逆に、適切な水分量になるとキューティクルが閉じ、髪内部の水分を守ります。
水分調整のカギは「CMC」と「マクロフィブリル間領域」
CMCは水や皮脂の通り道として働き、毛穴から出た皮脂を毛先まで運びます。 これにより、髪は水を吸いすぎず、乾燥しすぎないよう調整されています。
また、髪内部にはマクロフィブリル間領域という親水性の組織があり、ここが髪の保湿を担当しています。 ケラチンのような疎水性タンパク質だけでなく、水を吸いやすい領域を持つことで、髪は水分バランスを保っています。
髪の水分調整の仕組み
・キューティクルが開閉して水分を調整
・CMCが水・皮脂の通り道として働く
・マクロフィブリル間領域が保湿を担当
・キューティクルが開閉して水分を調整
・CMCが水・皮脂の通り道として働く
・マクロフィブリル間領域が保湿を担当
まとめ:髪は高度な水分調整システムを持っている
髪は単なる繊維ではなく、コルテックス・キューティクル・CMCが連携しながら水分を調整する高度な構造体です。 水を吸いすぎず、乾燥しすぎないように保つための仕組みが備わっているからこそ、私たちの髪は日々の環境変化に耐えられるのです。


